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子どものうちからプログラミング思考を学ぶ!4つのメリット

近年では、子どものプログラミング教育が注目を集めています。2020年から小学校で必須化されるという、政府による発表もありました。子どものうちからプログラミング思考を身につけるとどんなメリットがあるのでしょうか。 ☆論理的思考力が身につく コンピューターに指示を出すプログラミングでは、順序立てた論理的な指示を出す必要性があります。人間相手であれば、多少あ…
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近年では、子どものプログラミング教育が注目を集めています。2020年から小学校で必須化されるという、政府による発表もありました。子どものうちからプログラミング思考を身につけるとどんなメリットがあるのでしょうか。


☆論理的思考力が身につく

コンピューターに指示を出すプログラミングでは、順序立てた論理的な指示を出す必要性があります。人間相手であれば、多少あいまいな表現があったとしても、意図をくみとって察してくれる部分もあるでしょう。一方、コンピューターは指示を忠実に遂行します。正しいプログラムであれば自分の期待した通りに動きますが、論理的に破たんしている場合、エラーとなってしまいます。たとえばコンピューターゲームのプログラムを作る場合、「どういったゲームを作るか」という目的をはっきりさせて、それに沿った計画を立てます。そのとき子どもは、「どのような優先順位にすれば、目的に到達できるか」といった論理的な思考をフル回転させています。論理的思考力を身につけることは、物事を筋道立てて考える力がつくということですね。自分の言いたいことを相手に伝えるとき、支離滅裂な話し方ではうまく伝わりません。論理的に筋道立てて話すことで、相手にもわかりやすい表現で伝えることができます。論理的思考力は、コミュニケーションにも欠かせないスキルと言えるでしょう。


☆問題解決能力が養われる

筋道立てて考えたプログラムが、自分の思い描いた動きと違ってしまったり、エラーになってしまったりするのはよくあるトラブルです。トラブルを解決するためには、論理性に欠けている点はどこか探し出して原因をつきとめ、解決できるように修正していく必要があります。「なぜなのか」と自問して、「どうすればいいか」と解決策を練る作業を何度も粘り強く繰り返すことは、問題解決能力を養うことにつながるでしょう。こいった能力は、詰め込み方式の勉強ではなかなか身につかない能力です。たとえばテストで暗記していた答えが間違っていた場合、バツがついてそれで終わりですね。間違えた答えも正しい答えも明白なので、それ以上考える必要がありません。また、わからないことがあってもインターネットで調べればすぐに答えが見つかる時代です。プログラミング学習で問題解決能力を鍛えておくことは、実生活で友達関係などのトラブルが起きたときにも、さまざまな角度から問題点を見つめ、柔軟に対応していくことにも役立ちます。


☆自由な想像力が伸ばせる

プログラムは、小さな機能を持つ指令を順に並べて作っていきます。簡単なプログラムでも高度なプログラムでも、その基本は変わりません。しかし、何をどのように並べてどのような指令を出すかによって、無限の可能性が広がります。プログラミングでは、自分で思い描いたイメージを形にしていきます。この作業は、子どもの想像力をかきたててくれることでしょう。子どもは、もともと想像力が豊かで頭もやわらかく、大人が思ってもみない発想をすることがあります。たとえば、動物の絵柄を右に動かすとします。移動速度を決めて入力するとき、初期設定が1秒となっていれば何秒に設定しますか。たいていの大人は10秒以内に設定することでしょう。一方子どもの場合、いくつもゼロを連ねてはかりしれない数値を入力することもあります。こういった行為は、大人にとってはバカバカしく非常識な行為かもしれません。でも、アイデアというのは、自由で柔軟な想像力から生まれます。子ども特有の想像力を枠の中に押し込めるのではなく、認めて伸ばしていけるのがプログラミング教育の良いところですね。


☆将来社会で役立つ人材に

現代は急速にIT化が進んでおり、IT業界は深刻な人材不足に陥っています。そのため、プログラミングができる人材というのは大変重宝されます。これは、日本に限ったことではありません。世界的にもプログラマーやシステムエンジニアが不足しているため、アメリカではすでにプログラミング教育が普及しています。プログラミングができると就職に有利であるうえ、グローバルに活躍の場が広がることでしょう。誰にでもできる単純労働は、将来ロボットやAIに雇用が奪われる可能性があります。その点、ロボットやAIの開発・メンテナンスができるプログラマーは、安定した職が得られるので安心ですね。ただ、ブログラムを学んだからといって誰もがプログラマーを目指すわけではありません。もし、他の職業についたとしてもプログラミング思考は役に立つことばかりです。豊かな想像力で新しいアイデアを生み出し、論理的思考で説得力のあるプレゼンテーションを行えるでしょう。問題解決能力が育っていれば、職場でトラブルが起きても慌てることなく冷静に対処することができます。


☆プログラミング思考は生きるスキル

子どものうちからプログラミングを学ぶと、論理的思考力、問題解決能力、想像力をバランス良く伸ばしていくことが可能です。こういったプログラミング思考を身につけることは、将来グローバルに活躍できるだけでなく、生きる力の強い人間へと成長させてくれます。