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Osmoの「Coding」で遊びながらプログラミングの基本を身につける~使用レポート

Osmoって? 「Osmo」はiPad専用の教育ゲームアクセサリです。専用の白いスタンドにiPadを立て、上部のカメラ部分に鏡が仕込まれた赤いパーツをセットして使います。iPadの手前の机上でする手作業が画面内のアプリと連動するのが特徴で、現在8種類の教育ゲームが出ています。 リアルな手作業と画面が連動するのはやってみるととても不思議で面白く、画面モノでありながら、子どもを…
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Osmoって?

Osmo」はiPad専用の教育ゲームアクセサリです。専用の白いスタンドにiPadを立て、上部のカメラ部分に鏡が仕込まれた赤いパーツをセットして使います。iPadの手前の机上でする手作業が画面内のアプリと連動するのが特徴で、現在8種類の教育ゲームが出ています。

リアルな手作業と画面が連動するのはやってみるととても不思議で面白く、画面モノでありながら、子どもを画面の外に連れ出す仕掛けの大注目のツールです。

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ブロックパーツを手で組み合わせるのがプログラミング!

さて、今回ご紹介したいのはこの「Osmo」のプラグラミング学習用のゲーム「Coding」です。プログラムを書くことをコーディング(Coding)と言うのでそこから名付けられています。子どもたちが初歩的なプログラミングの概念を遊びながら学べるしかけがいっぱいのゲームです。

Coding」で使用するのは、命令や数字の書いてある専用ブロックパーツ。厚みのあるプレート状のパーツで、マグネットでピタッと互いにくっつくようになっています。

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画面に現れるのはAwbieというポワっとしたかわいらしいキャラクター。このAwbieが大好きなイチゴを集めるためのプログラムを作るのです。プログラムといっても、Awbieがマス目状のフィールドを移動する指示をするという、とてもシンプルなものです。

命令のブロックパーツには「進む」「ジャンプする」などの動作がアイコンで表現されているので文字が読めなくても大丈夫。矢印部分をくるっと回転させて進行方向を指定し、数字ブロックを横につければ移動するマス数を指定することができます。

一度に動かすのは短い距離。例えば「上に2コマ、右に3コマ」……とブロックをピタッピタッと組み合わせてプログラミングします。一番下にプログラム実行のボタンブロックをつけてそれを押せば、画面内のAwbieが指示通りに動くのです。

ステージ上の全てのイチゴを採ったらクリア、次のステージへ向かいます。


プログラミングの初歩的なコンセプトを押さえられる

Coding」でやるのは、

・目的を達成するルートを考える
・動作を細かいステップにわける
・手順を正しく並べる
・繰り返せることは効率よく指示する

といったプログラミングの初歩的で基礎的な考え方です。ご覧の通り特定のプログラム言語を学ぶわけではありませんし、文字をタイプすることもありません。非常に直感的な方法で、遊んでいる感覚で体験して身につけられるツールです。

ゲーム中に水に落ちるようなことがあってもペナルティが課せられることはないので、プログラミングのトライアル&エラーも自然と体感できるようになっています。

ステージ設計も徹底していて、簡単な課題、簡単なプログラムから取り組んでいるうちに、いつの間にか「繰り返し処理(ループ)」の概念にまで到達してしまいます。

「プログラミング教育」と構えて考えなくとも、指示をステップに分けたり、効率よい処理方法を検討する「思考のトレーニング」ととらえるとわかりやすいでしょう。プログラミングのコンセプトを知り楽しむ最初の一歩として、とても優れたツールです。

実際に子どもが取り組む様子を見ると、ルートを考えながらブロックをひとつひとつ選んでいる様子がわかります。


画面の外でプログラミングをするからすごくわかりやすい!

Osmoの特徴は、なんといっても命令ブロックが画面の外にあって、リアルな手作業でプログラミングをするということ。ブロックを組み合わせてプログラミングをする「インプット」側は画面の外にあり、ゲームの世界で動き回るAwbieという「アウトプット」は画面の中という関係が明確です。

複雑なプログラミングができる子ども向けのプログラミングツールの多くは、ルールや使い方を理解するために大人の説明や、文字が読めないとできないものも多く、少し敷居は高くなります。

その点、Osmoは、命令ブロックがモノとして外側にあるため、自分が並べたブロック通りにAwbieが動くんだな、ということを簡単に理解でき、5-12才がターゲットというのも無理がなく、年齢に応じた楽しみ方ができます。

導入もとてもよくできていて、初めて使うときにも、説明書ゼロ、言葉での導入ゼロで使い方を理解できました。簡単なことのようですが、これが可能なのはデザイン/設計が行き届いている証拠です。


一緒にできるし没入感が軽減

画面完結型のアプリを子どもがやっているのを見ると没入感が強すぎると感じることが多いのですが、Osmoは必ず画面外の手作業を伴うので、とてもオープンな空気を感じます。

子どもが取り組んでいる姿を見ると、リアルな手作業に手や目を使うことで、頭の中の違う部分も使い、画面内の世界との距離ができているようです。そして、家族や・友達など、誰かと一緒にやる空気も生まれます。

もし「Coding」と同程度のプログラミングのコンセプトを学習できるアプリがあったとしても、それが同一画面内で展開するのだとしたら、子どもの体験は全く違ったものになるでしょう。

Osmoは、アメリカのカリフォルニアにあるTangible Play, Inc.によるもので、「Coding」の開発にはNorthwestern UniversityのTIDAL Labが関わっています。機能を削ぎ落とした上で、いかに子どもの自然な理解を助けるか、ということにとても細やかな配慮がされていて、プログラミングの学びについて十分な検討がされているのを感じます。

Osmoのコンセプトと共に「Coding」のプログラミングを学ぶことへのアプローチ、他に類似するもののない新しさと素敵な発想にあふれています。おすすめです。


G7プログラミングラーニングサミットにも登場

このOsmo「Coding」は11月12日に早稲田大学で開催されるG7プログラミングラーニングサミットにも登場します。
是非遊びに来て、触れてみてください!

イベント詳細はコチラ
G7プログラミングラーニングサミット