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2019.1.10
2019.1.10

地域ICTクラブ「こどものミライクラブ」狭山市の様子をレポート!

今年度こどものミライでは、総務省が実施している「地域におけるIoTの学び推進事業」の実証事業に採択された「こどものミライクラブ」という地域ICTクラブを、早稲田大学などと協働で埼玉県狭山市と東京都大田区とで展開しています。

この「こどものミライクラブ」では、展開地域の特徴でもある『ものづくり』と『地域交流・貢献』をテーマに、2018年11月〜2018年2月までの4ヶ月間で全6回の講座を実施し、地域の課題を解決できるような製品を開発することを目標としています。

前回、大田区クラブの子どもたちの工場見学の様子をお届けしましたので、今回は、狭山市のクラブの子供たちの様子をお届けします。

狭山市は、小学1年から3年生が10人、4年生から6年生が10人の計20名、そしてメンターも20名募集させていただいたので、通常の学校の一クラス分のクラブ構成ですね。

まずはメンターさんへ早稲田大学の齋藤先生より簡単なレクチャー

このクラブでどういったことをしていきたいのか、またどういったことを子供たちに学んでほしいのかを説明させていただきました。
最初はみなさん、ちょっと固い表情でしたが、実際にパソコンを恐る恐る触り始め、指示通りにプログラムして動いたら、まるで子供の様にはしゃいでいらっしゃいました。


こういう体験って、大人になっても必要ですよね

狭山市では、低学年と高学年をそれぞれ分けて、違うツール・言語を使って勉強してもらいます。
低学年は、「Makey Makey」というテクノロジートイを「Scratch」で、高学年は「Raspberry Pi」を「python」を使って動かし、地域の課題を解決できるような製品を開発してもらうというのが、最終着地地点です。


結構ワチャワチャやっていて、楽しい雰囲気です

そして大田区同様、プログラミングが実際、社会においてどのように使われているのかを具体的にイメージできるように、なんと狭山市では、あの車で有名な本田技研様にご協力をいただき、工場見学をさせていただきました!



中の様子は撮影禁止とのことでしたので、エントランスと、工場見学の諸注意を受けているシーンです

この狭山製作所は、東京ドーム8個分の敷地面積を要する都市型工場施設です。なんと1日で750台生産しているんですって!
実際に工場内で、溶接、合成樹脂工程、完成車組立工程を見ました。
人の手とプログラミングされた手(機械)が綺麗に融合していました。

お土産に、帽子をいただきました

年明けのクラブでは、大田区同様、いよいよ製品開発をスタートさせます。
日本のトップクラスのものづくりの現場を見学したことを、是非これからの講座に活かしてほしいものです。

工場見学にご協力いただいた「本田技研工業株式会社 埼玉製作所」のみなさま、ありがとうございました!

こどものミライ