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2019.2.25
2019.2.25

若きクリエイターたちが集結!「ワンダーメイクフェス5」に潜入!

「みんなが主役」のIT×ものづくり発表会『ワンダーメイクフェス』をご存知でしょうか?
本イベントは、プログラミングやロボット製作などのテクノロジーを活かしたものづくりを育む教室「LITALICOワンダー」に通う子どもたちが、自ら考え制作した作品を各ブースで展示・紹介することができるイベントで、2019年2月9日(土)と10日(日)に日本科学未来館にて第5回目が開催されました。

イベントの公式サイトは以下よりご覧ください↓
https://wonder.litalico.jp/make-fes/

イベントは7Fのスペース全体を使って大々的に行われました

取材に伺ったイベント1日目はあいにくの雪模様で、朝からとても寒い日となりましたが、イベントが開催された7階は大勢の人で賑わい、活気にあふれていました。
子どもたちは自らのアイディア・作品を「プレゼンテーション」「ブース展示」「ポスター掲示」のいずれかの方法で披露することが可能となっており、2日間の開催で「プレゼン発表」が60組、「ブース出展」が400組、「ポスター展示」が220組の全680組の子どもたちが参加しました。

受付の目の前に広がる「エキシビジョンホール」では、「ポスター展示」を見るほか、「ブース出展」の作品に触れたり、直接作成者に話を聞いたりすることができました。


閉館時間の間近になっても、たくさんの人がイベントを楽しんでいました

会場内には「テクニック」「ストーリー」「デザイン」「ユーモア」と印刷された4種類のシールが配置されており、ブースでの展示作品は勿論、壁一面に貼られた紹介ポスターにも参加者はシールを貼り、評価をすることができるようになっていました。


たくさんのシールによってカラフルに彩られたポスター作品たち

各ブースに展示されている作品には、その特徴が書かれたパネルが配置されており、その内容やデザインも全て制作者である子どもたちが手作りしたものでした。また、各ブースにはその子どもたちが待機してくれていて、必要に応じて直接説明を聞くことが可能となっていました。


「全部自分で作ったの?」と声をかけると「はい!」と嬉しそうな笑顔を見せてくれました

多くの子どもたちはノートPCを持ち込んでおり、作品をPCにてコントロールする作品も多く見受けられました。小学生はもちろん、未就学児の小さな子でも慣れた様子でPCを扱うことができており、すでに多くの子友達にテクノロジーが浸透してきていることを強く感じました。


子どもたちにとってPCは日常に欠かせない身近な物になっているのかもしれませんね

閉会の17時半が近づくと、クリエイターの子どもたちがホールの真ん中に集められ、授賞式が行われました。評価は4つのポイントにより決められるとのことでしたが、参加者から貼られた評価シールの数は検討材料には入っていないそうで、そのあたりも子どもたちに優しい配慮となっておりました。

子どもならではのカラフルで遊び心あふれる作品が多かった印象でした

子どもたちが壇上で各々の作品をプレゼンテーションする発表会は、「エキシビジョンホール」に隣接する「未来プレゼンホール」にて行われました。今回は色々なタイプのゲームや表現方法が多かったうえに、自分の作品がより魅力的に見える様に細部まで工夫された高いプレゼンテーション能力を持つ子どもたちも多く見受けられました。大人でさえ、大勢の前に立ちプレゼンテーションを行う時は緊張してしまうのに、堂々と発表することができる子どもたちが多く、大変驚かされました。


表彰状とプレゼントが嬉しくて、感極まって泣いてしまう受賞者も!

授賞式では審査員であるプロのクリエイター達から作品に対するフィードバックがありました。
「今回のこのプレゼンテーションの場は、決してゴールではなく、これからの夢に向かって進むためのスタート地点にして欲しい。今回の順位は関係なく、これから何を作ろうかとワクワクしてほしい」という言葉に子どもたちは真剣に耳を傾けていました。

最後にみんなで記念撮影♪

そのほか、様々な企業によるスペースも用意されており、来場者が直接最先端の教育系テクノロジーツールに触れることができました。


小さい子どもたちでも安心して遊べるスペースも

大好きなゲームの開発を体験できるなんて嬉しいですね


子どもたちが夢中になっちゃうゲームやロボットがいっぱい!

当日の来場者数が約8500名、オンライン参加が約6500名を超え、大変盛況だった今回のイベント。
純粋な子どもたちが生み出す夢のあるアイディア・作品は、見ているだけでもワクワクし、幸せと希望を与えてくれました。発表に至るまで、たくさんの作業や準備、苦労や悩み、もしかしたら挫折さえ味わった子もいたかもしれません。しかし、その努力や苦労を経て今回のイベントに出展したことにより、大きな成長につながったのではないでしょうか。
子どもたちにはこれからも変わらず楽しんで色々なことにチャレンジし、夢を忘れず作品を作り続けてもらいたいと願っています。

2020年から小学校にて必修化となるプログラミングの世界に一度お子さんを触れさせておきたいという方は、スクールへの加入や次回のイベント開催をチェックしてみてはいかがでしょうか。

IT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」
https://wonder.litalico.jp/

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