fbpx
コラム
COLUMN
COLUMN
コラム
 | 
2019.2.8
2019.2.8

立川市立上砂川小学校の研究発表会に潜入!

平成30・31年度 東京都教育委員会プログラミング教育推進校であり、平成28・29・30年度 立川市教育委員会 教育力向上推進モデル校、なおかつ平成30年度 国立教育政策研究所実践研究協力校でもある立川市立上砂川小学校において、その研究発表会が実施されたので行ってきた。

同校では、新学習指導要領に沿った授業プログラムを組んでおり、その公開授業が、3学年13クラスで行われた。
私はその中でも、プログラミング教育を実施した5年生のクラスを見学

正多角形の辺の数と角の大きさを表にまとめよう

最初は、ノートと黒板を使い、それぞれの正多角形の中心角と内角をおのおの計算で算出していた。

しかし、やはり正〇角形の〇の数字が大きくなればなるほど、難解になる。
そこで登場したのが「プログル」(https://proguru.jp/)である。

プログラミングを活用して、正多角形の決まりを確かめよう

プログルは、「学校の授業ですぐに使える」ように設計されたプログラミング教材で、ドリル型でもあるので、子供たちが自由に取り組みやすい仕組みとなっている。まずは算数の時間で使用しやすいようにと「多角形コース」「平均値コース」「公倍数コース」がすぐにはじめられるようになっているのだ。
児童たちはサクサクとタブレット型パソコンを操作している

1~4のステージは操作確認、5は三角形の指示になるので、みんなでどうするか相談しながら進める。その後のステージ8では、主体的に正〇角形をつくって、みんなに披露していた。

そこで、中心角と外角は一緒であること、360°÷辺の数=中心角(=外角)という性質を発見していた。

同校は、小学校におけるプログラミング教育は、コーディングスキルの育成を目指すものではなく、児童達が将来どのような職業に就くとしても時代を越えて普遍的に求められる「プログラミング的思考」の育成を目指すものと掲げている。

まさに、その通りである。「もっと難しい問題を解くためには?」「もっとこうしたらどうなるだろう?」という自分の発想の解決のための方法としてプログラミングがあるのだ。これだけ、学校側が綿密に授業を組み立てることができたら、児童達も勉強が楽しくなるのではないかと感じさせられた授業であった。

その後は、体育館へ場所を移し、同校の研究主題である「数学的思考力を高める指導法の工夫~児童の多様な表現を生かした授業づくり~」に関して、先生方より成果発表がされていた。結果として、「自分の考えをノートに書ける」「自分の考えを友達に説明できる」「答えを出す方法をいくつか見付けられる」という点において、成果が見られたとのことだった。

最後に、文部科学省国立教育政策研究所の笠井健一氏が本日のまとめとして、この平成28・29・30年度教育力向上推進モデル校の授業研究の比較関連付けが必要であると話した。
発表はできるが、児童が他の人の意見を聞いて、真似して同じように解けるようになるのは、難しい・・・だが、児童同士がこういった場を通じ、学んでいくことで、新しい考え方を学ぶことが重要なのだと締めくくった。
このような活動が他校においても精力的に実施されるために、官民一体となってこういった活動がされていくことが望まれる。

こどものミライ こどものミライ