コラム
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2018.8.11
2018.8.11

夏休みの自由研究にも最適!国産ヒノキに触れて電子工作もできるイベント

8月も2週目に入り、いよいよ夏休み後半戦が間もなくスタートします。
となると、気になってくるのが「自由研究」です。

すでに7月中に早々と終わらせてしまったご家庭もいらっしゃるかもしれませんが、「どれにしよう」「あれもいいな」なんて言っているうちに、あっという間に夏休み最終日を迎えてしまいます!
そこで、家族みんなで楽しめ、しかも自由研究までできてしまう上に、社会科の勉強にもなってしまうという、”1回で3度おいしい“おススメのイベントをご紹介します。

国産ヒノキの魅力がたっぷり詰まったイベント「東京檜」

8月31日まで、東京のJR三鷹駅直結の駅ビル「アトレヴィ三鷹」で開催されている「東京檜 期間限定ギフトショップ&ワークショップ」。
山梨県で国産ヒノキの加工から電子計測システム設計までを手掛けるものづくり企業ウッドボックスの「東京檜」が中心となって、国産ヒノキを使った作品の展示や販売、体験ワークショップなどを開催している夏休みイベントです。

会場に入るとすぐに、ヒノキの良い香りが漂ってきます。ヒノキのプール、ヒノキで作った小物類の販売、ヒノキを使った電子工作のワークショップなど、とにかくヒノキ尽くし。その他にも、最新のデジタルトイを使ったプログラミング体験や、3Dプリンターを体験できるワークショップのコーナーも設けられていて、まさに、アナログとデジタルが融合した遊び場になっています。

地元多摩産材で作られたつみ木。シンプルな形ながら、色々な工夫をして楽しめそうです。

会場に設置された3Dプリンターコーナー。8月15日と22日には、無料の体験会も開催されます。

本物そっくりの「ヒノキのチェーンソー」を作ってみた!

今回、工作好きの小学4年生男子の息子は、ワークショップコーナーで体験できる「ヒノキのチェーンソー」作りに挑戦してみました。「ヒノキのチェーンソー」は今年から新たに発売された工作用キットで、材料はすべて国産ヒノキ。本物のチェーンソーのように木を切ることはできませんが、電池駆動でチェーン部分が回る本物志向です。あらかじめいくつかの部品にわかれたキットになっているため、小学生でも比較的簡単に作ることができます。

キットを開けて、製作開始。「ヒノキのチェーンソー」の場合、30分~1時間ほどで完成します

精巧な作りのチェーンがポイント。チェーンは、あらかじめキットとして用意されています。

40分ほどで見事完成。製作を手伝ってくれたのは、東京檜を運営するウッドボックスの代表取締役である山口雄二さんでした。

こちらも、工具大好きな男子に人気の「ヒノキの電動のこぎり」。刃の部分は簡単に取り換えることができるため、ダンボールで好きな刃を作って、付け替えて遊ぶのも楽しそう。

「ヒノキのチェーンソー」や「ヒノキの電動のこぎり」は、イベント会場で購入してその場で作成できるほか、キットのみを購入して持ち帰ることも可能です。精巧な作りの秘密は、レーザー加工機。ウッドボックスの山口さんによると、「レーザー加工機で加工しやすい良質な国産のヒノキを使っている」からとのことでした。

プログラミングワークショップも楽しめる

東京檜で楽しめるのはこれだけではありません。幼児から挑戦できる簡単な飛行機作りや、プログラミング体験など、ワークショップが盛りだくさん。「こどものミライ」でおなじみのcoporiiさんも出展していて、プログラミングロボット「Edison」や電子工作キット「MakeyMakey Go」などもイベント会場で販売されていました。

coporiiのコーナーでは、プログラミングロボット「Edison」などの販売もありました。

工作初級編の「ヒコーキをつくろう」。ヒノキのパーツを木工用ボンドで組み立てていきます。

工作派にはこちらのパーツがおすすめ。様々な形のヒノキの板や棒、タイヤなどが手ごろな価格で販売されています。どれも質の良い木材なので、子どもの工作用としても最適です。

物販コーナーのヒノキ小物も充実

子どもがチェーンソー作りに励んでいる間、保護者は会場内をぶらぶら。
会場で販売されているヒノキの小物も充実していました。人気の「駅名キーホルダー」や、子どものおもちゃにもなりそうなアイテムもあり、見ていて飽きません。

完成品の「バランスばらんす」。両側に物を載せ、重さ比べができるので、算数の勉強にも役立ちそうです。

親子で楽しめるキットも多数あります。女の子に人気の「お人形用ベッド」のキット。ヒコーキと同様に木工用ボンドで接着するだけなので、幼児から作成可能です。

日本の産業とそしてものづくりに触れる体験

東京檜に親子で参加してみて、保護者として特に良いなと思ったのが、国産のヒノキにふれることができること。ちょうど、小学校の社会では、日本の地理や産業を習っているところなので、こうした林業の一端にふれる体験をすることで知識に結び付き、より深い理解が得られるのではと期待しています。そして何よりも、日本が誇るものづくりを自分でも体験できることも重要です。

工作を楽しむことはもちろん、日本の林で生まれたヒノキに触れる大切な機会として、ぜひ親子で参加してみてはいかがでしょうか。

会場に設置されたヒノキのプール。とても良い香りに包まれること請け合いです。が、入ったが最後、ヒノキまみれになることは覚悟してください!

東京檜 期間限定ギフトショップ&ワークショップ
会場 アトレヴィ三鷹 改札外4階
開催期間 7月1日~12月31日 ※好評につき、実施期間延長が決定しました! 
※一部ワークショップは事前予約 

入場料 無料 ※一部ワークショップは有料

相川いずみ