8月も2週目に入り、いよいよ夏休み後半戦が間もなくスタートします。
となると、気になってくるのが「自由研究」です。
すでに7月中に早々と終わらせてしまったご家庭もいらっしゃるかもしれませんが、「どれにしよう」「あれもいいな」なんて言っているうちに、あっという間に夏休み最終日を迎えてしまいます!
そこで、家族みんなで楽しめ、しかも自由研究までできてしまう上に、社会科の勉強にもなってしまうという、”1回で3度おいしい“おススメのイベントをご紹介します。
8月31日まで、東京のJR三鷹駅直結の駅ビル「アトレヴィ三鷹」で開催されている「東京檜 期間限定ギフトショップ&ワークショップ」。
山梨県で国産ヒノキの加工から電子計測システム設計までを手掛けるものづくり企業ウッドボックスの「東京檜」が中心となって、国産ヒノキを使った作品の展示や販売、体験ワークショップなどを開催している夏休みイベントです。
会場に入るとすぐに、ヒノキの良い香りが漂ってきます。ヒノキのプール、ヒノキで作った小物類の販売、ヒノキを使った電子工作のワークショップなど、とにかくヒノキ尽くし。その他にも、最新のデジタルトイを使ったプログラミング体験や、3Dプリンターを体験できるワークショップのコーナーも設けられていて、まさに、アナログとデジタルが融合した遊び場になっています。
今回、工作好きの小学4年生男子の息子は、ワークショップコーナーで体験できる「ヒノキのチェーンソー」作りに挑戦してみました。「ヒノキのチェーンソー」は今年から新たに発売された工作用キットで、材料はすべて国産ヒノキ。本物のチェーンソーのように木を切ることはできませんが、電池駆動でチェーン部分が回る本物志向です。あらかじめいくつかの部品にわかれたキットになっているため、小学生でも比較的簡単に作ることができます。
「ヒノキのチェーンソー」や「ヒノキの電動のこぎり」は、イベント会場で購入してその場で作成できるほか、キットのみを購入して持ち帰ることも可能です。精巧な作りの秘密は、レーザー加工機。ウッドボックスの山口さんによると、「レーザー加工機で加工しやすい良質な国産のヒノキを使っている」からとのことでした。
東京檜で楽しめるのはこれだけではありません。幼児から挑戦できる簡単な飛行機作りや、プログラミング体験など、ワークショップが盛りだくさん。「こどものミライ」でおなじみのcoporiiさんも出展していて、プログラミングロボット「Edison」や電子工作キット「MakeyMakey Go」などもイベント会場で販売されていました。
子どもがチェーンソー作りに励んでいる間、保護者は会場内をぶらぶら。
会場で販売されているヒノキの小物も充実していました。人気の「駅名キーホルダー」や、子どものおもちゃにもなりそうなアイテムもあり、見ていて飽きません。
東京檜に親子で参加してみて、保護者として特に良いなと思ったのが、国産のヒノキにふれることができること。ちょうど、小学校の社会では、日本の地理や産業を習っているところなので、こうした林業の一端にふれる体験をすることで知識に結び付き、より深い理解が得られるのではと期待しています。そして何よりも、日本が誇るものづくりを自分でも体験できることも重要です。
工作を楽しむことはもちろん、日本の林で生まれたヒノキに触れる大切な機会として、ぜひ親子で参加してみてはいかがでしょうか。
東京檜 期間限定ギフトショップ&ワークショップ
会場 アトレヴィ三鷹 改札外4階
開催期間 7月1日~12月31日 ※好評につき、実施期間延長が決定しました!
※一部ワークショップは事前予約
入場料 無料 ※一部ワークショップは有料